好きなもので生きる
突然ですがみなさん、中日ドラゴンズという球団に対し、どんなイメージをお持ちですか?
渋い、投手王国、1点を守り勝つ、気づいたらいやらしい位置につけている、負けてもなんとなく不気味……。
おそらくこれが中日に対するポジティブなイメージかと思います。はい。これでポジティブなイメージです。
ネガティブなイメージになるともう言葉が泉の如く沸きますね。
面白みのない試合、話題性のない監督、貧打、何がどう悪いとかではないのに全面的にオール2の球場、グッズのセンスが悪い、小学生ぐらいのファンをナゴドで見かけるとつい「大丈夫? 中日でいいの?」と思ってしまう、などなど。枚挙にいとまがない。
ひどい言葉を並べましたが、私は18歳のころに中日ドラゴンズという球団を好きになり、
恐ろしいことにもう10年以上も中日のファンをしています。
10年以上もファンでいればいいことも悪いこともそれなりに目にしてきました。
いいことと言えばもちろん優勝。悪いこと、それは、移籍……悪夢の連敗……かみ合わない歯車……最下位……思い出すだけで奥歯が削れそうですね。
10年以上もこうして同じ球団を好きで、試合結果に一喜一憂し、ドラフトで歓喜しFAの時期に胃を痛め、という事を繰り返しているのです。
私の近しい友人たちはみな、私が野球に人生を捧げすぎて口を開けば野球の話しかしないし、何の話題を振っても野球で例えてくるから結果として解りにくいということを知っています。
「本当に野球と中日が好きなんだね」とこの10年で何百回も言われてきました。
その通りで、たぶん、本当に野球と中日が好きなんだと思います。
私は中日ドラゴンズというチームが好きです。
確かに、ファンではない人から見たら、面白くない試合内容かもしれない。
落合監督時代の不気味な強さから、得体のしれないチームかもしれない。
冷徹で無情で勝利に徹した球団かもしれない。
でも、それだけじゃない。
好きなものの、いいところを伝えるためにこのブログをはじめました。
中日ファンの人にも、他球団のファンの人にも、なんなら野球なんて面白くないと思っている人にも、
ああ中日って面白いのかもなあ、と思ってもらえるように頑張りますので
中日が勝った時にはちらっとのぞきに来てもらえたら嬉しいです。負けた時はそっとしておいてください。
どうぞこれからよろしくお願いします。